みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskucarpです😊
作業療法士は人々の幸福を促進するリハビリ専門職です。
作業療法士が人々の幸福を促進するには人の生き方全般について勉強する必要があります。
今回は日本人の幸福度が低いワケとその対処法について以下の書籍に基づいて解説、共有します💁♂️
日本は世界第3位の経済大国です。
物に溢れ、基本的に衣食住に困ることはありません。
一方で幸福度は世界56位となっています。
経済的には圧倒的に豊かなのに幸福度は世界56位。
これは先進主要国で最低です🥲
幸福度が低いわけ、それは日本人の生き方、価値観に由来します。
それは「仕事ファーストの生き方」という価値観
「仕事を頑張れば、必ずいつか成功し、幸せになれる」
「幸せになるためには仕事での成功が不可欠…」
しかし現実は
長時間労働(残業)→ 睡眠不足、慢性疲労 → 仕事のパフォーマンス低下 生産性の低下… ストレス過多 → メンタル疾患などの健康への悪影響…
さらにはこんなデータもあります。
日本の有給休暇取得率50% 世界19ヵ国中最下位
幸福度1位のフィンランド 有給取得率100%
仕事時間は自分で自由にコントロールできない、さらにコントロールできない職場の人間関係
コントロール不全感がストレスとなり結果として健康を害することになります。
つまり物理的には豊かになったものの、自身ではコントロールできない時間や対人関係に重きを置く仕事ファーストの価値観が幸福度を下げているわけです。
では対処法は…
自分でコントロールできないものに執着するのではなく、コントロールできる対象に自身の資源を投資する。
つまり自分でコントロールできる時間への投資。
それはアフター5、休日の「遊び」を大事にする生き方です。
「仕事ファーストの生き方」から「遊びファーストの生き方」へシフト。
仕事が楽しくないのなら、仕事以外の遊びの時間を楽しめる生き方をすればいい。
仕事でストレス解消できないなら、それはそのままで遊びでストレス解消すればいい。
仕事よりも遊びを優先する人が成功する。
遊びを充実させることで仕事のパフォーマンス、生産性が上がる。
遊びに没入できる人は幸福になれる。
人生がうまくいく秘訣は「今を楽しむ」こと。
そんな発想の転換を提案しているのが上記書籍です。
遊びの必要性、遊びがもたらす効果・メリット、そして遊びの極意についての学びと実践力を高める、健康と幸福を促進する作業療法士にとって必読の書籍となっています。
作業療法士として対象者の生活の「余暇」、「遊び」に重きを置くという提案は人生100年時代を健やかに、幸福度を高めるために必要な視点であると思います😊