中年の危機を乗り越える作業療法士のブログ

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

作業療法士は知っておきたいキャリア形成の軸となるキャリアアンカー

Free photos of Beyond

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

作業療法士はリハビリテーションの専門職です。

 

専門職として長く仕事をしていく中で、自身のキャリアに悩んだり、行き詰まりを感じる場面や時期があります。

 

そんな時は転職や起業など別の選択肢が頭をよぎります🤔

 

どういった選択をするにしても、自身のキャリア観をしっかりと把握していくことが重要となります。

 

どんな働き方をしたいのか? 

 

働く、仕事をしていく上で何を大事にしているのか?

 

働く上での自身の強み、できることは何なのか?

 

自分らしさとは?

 

キャリア観を把握する上で有益になると考えていているのがキャリアアンカーという概念です。

 

今回はキャリアアンカーについて解説、共有します💁‍♂️

 

 

キャリアアンカーはマサチューセッツ工科大学の組織心理学者であるエドガー・H・シャイン博士が提唱した概念です。

 

キャリアンカーは働く中で譲れない能力、動機、価値観が複合的に組み合わさった、自分のキャリアを選択、決める際の指針となる自己イメージとされています。

 

そしてキャリアアンカーは研究から8種類のカテゴリーが同定されており、ほとんどの人がどれかに当てはまることがわかっています。

 

8種類のカテゴリーは

 

1.専門・職能別コンピタンス:自分の技能・専門性が高まり、活用できること


2.全般管理コンピタンス:組織の中で、責任のある役割(管理者)を担うこと


3.自律・独立:仕事を自分のやり方で仕切っていくこと


4.保障・安定:雇用保障、経済的な安定のこと


5.起業家的創造性:自身が会社や事業を起こす機会


6.奉仕・社会貢献:社会に貢献したり、奉仕したりすること


7.純粋な挑戦:解決困難な問題に挑むこと


8.生活様式:個人的な欲求と家族・仕事とのバランスを調和させること

 

 

自分自身がどのキャリアアンカーを持っているのかを知ることで、より自分らしい仕事のあり方や満足を感じる報酬について知ることができるでしょう。

 

キャリアアンカーは以下のサイトから無料で診断が可能となっています。

chikaku-navi.com

ちなみに僕の診断結果と以下の通りです。

 

作業療法士は専門職ですが、専門職だからといってキャリアアンカーが専門・職能別コンピタンスとは限りません。

 

キャリア形成に行き詰まりを感じる方、自身の働き方に違和感がある方はぜひ自身のきキャリアアンカーを知ることをお勧めいたします💁‍♂️

 

参考図書