中年の危機を乗り越える作業療法士のブログ

作業療法士による人々の健康と幸福を促進する為のブログですm(_ _)m

本当にやりたいこと=WILLを明確にすることで中年の危機を攻略する

みなさん こんにちは 中年の危機真っ只中の作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

中年期は忙しい日々

 

仕事や家庭生活でやらなばならないこと、やる必要があることに忙殺される日々

 

そして結果として「本当にやりたいこと=WILL」がわからなくなる時期です

 

本当は何がしたいのだろう、今の仕事は本当にやりたいことなのか、今のままでいいのだろうか 

 

キャリアやこれからの生き方にモヤモヤ悩む時期

 

それが中年の危機です💁‍♂️

 

 

そんな時は本当にやりたいこと=WILLを明確にして言語化することでモヤモヤを減らすことができます

 

今回は本当にやりたいこと=WILLについて簡単にまとめていきます

 

 

WILLは以下の3つの要素から構成されます

 バリュー(Being):ありたい判断軸 価値観 信念 大切にしている思い

 ミッション(Doing):やりたい行動 動詞で表現されること

 ビジョン(Future):なりたい結果 実現したい未来 見たい景色 目指す姿

 

 

バリューを知るには価値観リストやキャリアアンカーなどの診断ツールを使って自身の価値観を知る手掛かりを得られます

blueskycarp.hatenablog.com

 

ミッションは「思わずやってしまうこと」や「自分らしく感じる活動」を振り返ることで見えてきます

 

ビジョンは誰を喜ばせたいか、誰と、誰のためにを明確にすることでより強固なものになります

 

そして3つの要素をストーリーにして表現すると

 

「こんな価値観を持った私(バリュー)は、こんなことをやりたくて(ミッション)、その結果こんな未来を見たい(ビジョン)」

 

となり自身のWILLが明確に言語化できます

 

自分自身の価値観とそれに紐づく行動、その先にある手にしたい、見たい未来を言語化することで中年の危機を乗り越えることができると考えています🙇‍♂️

 

<参考図書>

WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方

WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方

  • 作者:大川 陽介
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

 

<過去の関連記事>

blueskycarp.hatenablog.com

 

 

 

中年作業療法士が実践するメンタルをよりアップさせる行動3選

物足りない日々から脱却

みなさん こんにちは 中年の危機真っ只中の作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

前回までの記事ではメンタルがマイナス状態から0の状態に戻す、つまりメンタルを回復する方法について提案してみました。

 

今回はメンタルを0からよりプラス方向に、よりポジティブな方向にアップさせる行動について3つ提案します。

 

メンタルをよりアップさせる行動①〜上質なものに触れる〜

上質なものとは美しいもの、芸術性が高いもの、畏敬の念を抱くもの、洗練された技術などです。

 

これらは単純に「美しい」「すごい」「素晴らしい」「ワクワク」「嬉しい」といったポジティブ感情を誘発してくれます。

 

そしてポジティブ感情は活力を高めてくれます。😉

blueskycarp.hatenablog.com

僕はスポーツ選手の人並み外れたプレー、プロ奏者の心揺さぶる演奏などを目にすること活力をもらっています💪

 

 

メンタルをよりアップさせる行動②〜日常から離れる〜

仕事や家庭での役割や責任による過度なストレスから離れる機会はメンタルをリフレッシュさせて日常生活では気づかなかった視点や思考を促進してくれます。

 

特に自然豊かな場所に行くことがおすすめです💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

 

メンタルをよりアップさせる行動③〜新しいことを学ぶ〜

新しいことを学ぶことは自身の興味関心を刺激します。

 

興味深いトピックや挑戦的なスキルに取り組むことで、モチベーションを高めることができます。

 

これにより生活に対する興味や意欲が向上し、メンタルの健康を促進します。

 

僕が今後予定している新しい学びは「保育士免許取得」と「フルート」です。

 

blueskycarp.hatenablog.com

 

 

今回はメンタルをさらにポジティブな方向にする行動について提案してみました。

 

今はメンタルは安定しているけど日々の日常がなんとなく物足りないという方は3つの行動に基づいて具体的な行動に移してみてはいかがでしょうか?

 

<参考図書>

 

 

 

 

 

 

 

「中年の危機」真っ只中の作業療法士が実践するメンタル改善法③

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する中年作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

作業療法士は対象者の健康と幸福を促進する活動の再獲得を支援します

 

不確実性の高い時代、正解のない時代 認知的負荷の高い時代

 

4人に一人がメンタル疾患になる時代

 

誰でもメンタルダウンを経験する時代

 

質の高い対人支援のために作業療法士自身のメンタル管理が欠かせません

 

前回、前々回と僕が実践しているメンタル改善法を6つ提案してきました

 

いずれもメンタルダウンした時に一人でする、できる静的な活動を提案してきました

blueskycarp.hatenablog.com

blueskycarp.hatenablog.com

 

今回はメンタルが少し上向いてきた時、そしてメンタル低下を防止するためのより積極的な活動、取り組みについて提案します

 

メンタル改善法7〜運動全般 ジョギング 軽い筋トレ〜

運動全般は抗うつ薬に匹敵するメンタル改善効果があると実証されています

 

運動はストレスホルモンであるコルチゾールを抑制し、やる気ホルモンであるテストステロンや快楽物質であるドーパミンの産生を促進します

 

僕の無理なく続けられる範囲で休日にジョギングと入浴前の腕立て伏せ10回〜を習慣にしています

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法8〜親しい人との交流、何気ない世間話〜

メンタルダウンで一人でいたい時期を脱したら、親しい人との交流を意識的に実践します

 

親しい人との交流は愛情ホルモンであるオキシトシンの分泌を促し、安心感、平穏感、楽しさといったポジティブ感情を高めてくれます

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法9〜興味関心のある活動を再開する〜

メンタルダウンしている時はそれまで興味関心があった活動、好きでやっていた活動すらやりたくない感覚になります

 

ただそんな自分を受容し、許すことが大事になります

 

そしてメンタルダウンから脱したら自然と再開したくなる時期が来ます

 

その時のためにもこれまで提案してきた一人でできる取り組みを実践して体を整えることが心のエネルギーの回復に役立つことを実感しています🙋‍♂️

 

 

 

今回は3回にわたって僕の経験に基づくメンタル改善法を9つ提案してみました

 

誰しもがメンタルダウンを避けられない時代

 

メンタルダウンからメンタル疾患を発症しないために様々な対処法を知って少しずつ実践すること重要と考えています💁‍♂️

 

 

参考図書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中年作業療法士が実践するメンタル改善法②

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する中年作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

作業療法士は対象者の健康と幸福を促進する活動の再獲得を支援します

 

困難を抱える対象者を支援するためには作業療法士自身の心身の健康管理が欠かせません

 

一方で不確実性の高い時代 正解のない時代 認知的負荷の高い時代

 

不安や悩みからくる気分の落ち込み、うつ気分、やる気の低下といった一時的なメンタル低下は避けられない時代でもあります

 

さらには4人に1人はメンタル疾患になる時代

 

一時的なメンタル低下からメンタル疾患に移行しないためにもメンタル改善法の実践が重要となります

 

今回はメンタル低下を経験しながらも臨床27年目となる中年作業療法士が実践する、してきたメンタル改善法②としてを3つの取り組みを提案していきます💁‍♂️

 

メンタル改善法その4〜リラックスする活動〜

メンタル低下している時は交感神経が優位となり緊張状態が続き心身ともに疲弊していきます

 

副交感神経を優位にして心身の休息と回復を図るモードにする必要があります

 

僕が実践してリラックスする活動でお勧めは入浴とアロマ(お香)です

 

リラックスについては以下の記事からどうぞ💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法その5〜自然に触れる〜

自然に触れることの癒し効果、心身の回復効果は樹木から発せられるフィットンチッドによる効果とされます

 

また日常の喧騒から離れることもメンタル改善につながります

 

自然に触れることでのメンタル改善効果の詳細は以下の記事からどうぞ💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法その6〜読書〜

少しメンタルが上向いてきたらおすすめの活動は読書です

 

読書は日常の不安や悩みから離れる時間を与えてくれます

 

読書のメンタル改善効果の詳細は以下の記事からどうぞ💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

 

前回(睡眠、朝散歩、ボーッとする)、今回ともに提案した改善法はいずれも一人でできる活動です

 

メンタルが低下している時は「一人になりたい」という気持ちを大事して一人でできる活動から取り組むこともメンタル改善のコツになります😉

 

次回の記事でも僕が実践するメンタル改善法をさらに3つお伝えします🙋‍♂️

 

<今回の内容に関連するメンタル改善に役立つ参考図書>

 

 

 

 

 

 

 

メンタル低下を経験してきた中年作業療法士が実践するメンタル改善法①

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する中年作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

作業療法士は対象者の健康と幸福を促進する活動の再獲得を支援します

 

困難を抱える対象者を支援するためには作業療法士自身の心身の健康管理が欠かせません

 

一方で不確実性の高い時代 正解のない時代 認知的負荷の高い時代

 

不安や悩みからくる気分の落ち込み、うつ気分、やる気の低下といった一時的なメンタル低下は避けられない時代でもあります

 

さらには4人に1人はメンタル疾患になる時代

 

一時的なメンタル低下からメンタル疾患に移行しないためにもメンタル改善法の実践が重要となります

 

今回からシリーズ記事としてメンタル低下を経験しながらも臨床27年目となる中年作業療法士が実践する、してきたメンタル改善法を提案していきます💁‍♂️

 

メンタル改善法その1 〜睡眠〜

7〜8時間の睡眠の確保はメンタルを改善する上ではマスト要件です👍

 

詳細は以下の記事を参照ください💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法その2 〜朝散歩〜

朝散歩は体内時計をリセットし、心の平穏感を醸成する脳内ホルモンであるセロトニンの分泌を促してくれます

 

朝散歩は早起きする必要はなく午前中に15分程度でその効果を実感できます

 

詳細は以下の記事を参照ください💁‍♂️

blueskycarp.hatenablog.com

 

メンタル改善法その3 〜ボーッとする〜

現代は認知的負荷の高い時代です

 

スマホから大量の情報の入力と意思決定の連続により脳疲労が生じすく不安や悩みが増幅しやすい状況にあります

 

膨大な情報処理から脳を守るために積極的にボーッとすることは脳疲労からくるメンタル低下の改善に役立ちます

 

僕もメンタル低下の時は意識的にデジタルデトックス、SNSから距離を置いてボーッとする時間を大事にしています🙋‍♂️

 

 

今回は僕が実践するメンタル改善法を3つお伝えしました🙋‍♂️

 

メンタル低下は近視眼的思考となり創造的な臨床、問題解決を難しくします

 

臨床、仕事を楽しく創造的にするために自身のメンタル管理は重要です

 

 

次回の記事でも僕自身が実践するメンタル改善法をお伝えしてしていきます💁‍♂️

 

 

お勧め参考図書💁‍♂️

 

ブレイン メンタル 強化大全

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中年作業療法士がキャリアコンサルタントを目指す理由

みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

昨年末からキャリアコンサルタントの国家資格取得に向けて動き出しました。

 

11月にキャリアコンサルタント養成講座を受講開始しテキストの学習、そして12月からオンラインでのスクーリングを受けています。

 

養成講座は3月までで7月に国家試験が控えています。

 

今回は中年作業療法士がキャリアコンサルタントを目指すに至った経緯、理由についてまとめていきます。

 

 

まずは僕自身がキャリアコンサルティングを受けたことが発端となります。

 

回復期リハでプレイングマネジャーとして働く中での葛藤や今後の働き方(当初は起業を想定)について信頼のおけるキャリアコンサルタントの方(作業療法士)に相談させてもらったことがきっかけとなりました。

 

独立起業のメリット・デメリット、組織で働くことのメリット・デメリット、どんな働き方が自身にとって幸福なのか?

 

働く中での自身の興味関心、強み、価値観を棚卸しし、ありたい自分の姿を丁寧に考える、表現する時間を経験します。

 

そんな経験の中で、キャリアコンサルタントの仕事は作業療法ととても親和性が高いものであることに気づきます。

 

特に「ありたい自分」を明確にして、自分らしさ、その人らしい働き方、キャリア選択を支援するキャリアコンサルタントの姿勢やカウンセリング技術は作業療法が目指す方向と一致しているように感じたのです。

 

「ありたい自分に紐づく作業(仕事)の可能化」

 

これは心身の障害のあるなしに関わらず人の幸福を促進する上で大事にしたい支援のあり方であると思いました。

 

対象者のありたい姿を明確にし、対象者とともにそれを探して気づいてもらって、「ありたい姿」を原動力に将来の生き方を応援するための知識、技術を僕も獲得したい。

 

そんな思いで今キャリアコンサルタントの勉強を進めているところです💪

 

 

 

作業療法士は知っておきたいポジティブ心理学に基づく人生に意味を感じる3要素

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みなさん こんにちは 健康と幸福を促進する作業療法士blueskycarpです🙋‍♂️

 

作業療法士は対象者の健康と幸福を促進する活動の再獲得を支援します。

 

ポジティブ心理学では幸福を感じる要素としてPERMA理論を提唱しています。

 

その要素の一つである「Meaning=意味、意義を感じる」という要素は長期的な視点で健康や幸福の状態を維持、向上する上で重要と考えています。

 

特に人生における意味、生きる意味の解像度を高めることはより対象者を勇気づけ、困難を乗り越える力になると考えます。

 

ただ人生における意味を考える、解像度を高めるための手がかりは曖昧です。

 

そして人生に意味を感じるための作業療法のあり方とはどんなものか?

 

今回はポジティブ心理学に基づく人生に意味を感じる3要素について解説、共有します。

 

 

ポジティブ心理学では人生に意味を感じる3要素として「一貫性」「目的」「重要性」を提案しています。

 

「一貫性」

人生に意味を感じている人は、自身の人生において「一貫性」を持つとされています。

 

まるでドラマのストーリーのように人生が意味でつながっているという感覚を持ちます。

 

年齢や役割、環境が変わっても「〇〇」という点で一貫しているというライフテーマを見出しているとされます。

 

ライフテーマは自身の強み、得意なこと、自然にしていること、無意識に続けている活動の中に見出されるとされます。

 

そして今取り組んでいる活動が「一貫性」に基づいている時、その活動へのエンゲージメントが高まります。

 

「目的」

人生に意味を感じる人は人生において向かうべきゴールや方向性がある、明確であるとされます。

 

向かうべきゴールや方向性は「どうありたいか=being」に紐づいています。

 

そして「どうありたいか」に基づいている活動は、その活動へのエンゲージメントを高めます。

 

 

「重要性」

人生に意味を感じている人は「自分の人生には価値があり、生きるに値する人生だ」という信念があるとされます。

 

この信念は価値を置く、感じる活動に取り組み、そのことから貢献感を感じることで形成されていくとされます。

 

価値を置く活動に従事することで他者が喜んでくれる、他者の助けになっていると感じることが自身の人生の意味を感じる、「意味がある」「意義深い」という感覚を形成します。

 

 

以上人生に意味を感じる3要素について簡単に解説してみました。

 

人生に意味を感じる作業療法を提供するためには、作業療法で行う取り組みや活動が今回解説した3要素に基づいている必要があると考えます。

 

対象者と一緒にその方の人生の「一貫性」「目的」「重要性」を探すプロセス、対話が重要であると考えます。

 

参考図書

関連動画


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